ゆのは

RUN/ランのゆのはのネタバレレビュー・内容・結末

RUN/ラン(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

23/No.123
どこまでがネタバレか
分からないから、
一応ネタバレ注意で。

「お薬の時間よ。」
友達がおすすめしてくれた
スリラー映画。

代理ミュンヒハウゼン症候群及び
ディー・ディー・ブランチャード
殺害事件を基にした
ようなストーリー。

娘の人生を
狂わせた母親の歪んだ愛。
母親から裏切られる
ことほどの恐怖はない。

犯罪心理学より、
代理ミュンヒハウゼン症候群とは、
周りから注目されたい欲求
から陥る虚偽性障害の
一種らしいが、劇中の
ダイアンからは、それと
同時に母としての劣等感を
満たすための行為
だったことが窺える。

フィクションのはずだが、
これが現実に起こっている
と考えると妙な
リアリティを感じる。
もはや、社会派ドラマ
なのではないかとすら思う。

さらに、ホラーに近い
演出による見事な緊迫感。

90分と長編では
比較的短いが、
かなり見応えのある作品だった。
ゆのは

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