2020年ベルリン国際映画祭 フォーラム部門 エキュメニカル審査員賞 受賞
「精神」から10年後。
精神科医の先生は82歳で引退を決意。
前半は患者の受け入れ先に、後半は妻との2人暮らしに、四苦八苦。
先生の荒い息遣い。
被写体と一定の距離を保って介入しない”観察”によって、(観客を含めた)傍観者の持つ暴力性が露わになり、お吸い物作りや墓参りにハラハラさせられる。
何気ない日常のドキュメンタリーが、アクション映画と化す。
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=crL-87XTUlQ