かじドゥンドゥン

シャレードのかじドゥンドゥンのレビュー・感想・評価

シャレード(1963年製作の映画)
3.5
パリが部隊。冷え切った関係にあった夫が電車から投げられ死亡。その夫が隠したという大金を狙う連中がいて、何も知らない妻レジーナが追い回される。

第二次大戦中、アメリカ政府からフランスの地下組織に軍資金を渡すよう命じられた5人の男が共謀し、敵(ドイツ軍)に奪われたと偽って、大金を地中に埋めた。終戦後にそれを掘り返して山分けするはずだったが、レジーナの夫がそれを持ち逃げしたのだった。

レジーナの身を守ろうとするのは、CIAの職員。また、彼女に取り入り、恋愛関係にまで迫った紳士がいて、レジーナの夫の共謀者で今は亡きダイルの、弟だと偽っていたが、実はそうではなかった。二人の男の間で板挟みになるレジーナ。しかし、CIA職員を自称していた男が実はダイルで、大金を狙っており、逆に謎の紳士はアメリカ大使館の財務省官僚だと知れる。レジーナは、夫が貴重な切手3枚に換えるかたちでひそかに大金を自分に預けたのだと知り、(もともとはアメリカ政府の金なので)大使館へ返そうとし、その際に、件の紳士の正体を知るとともに、彼のプロポーズを受ける。