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シャレードのmayumayuのレビュー・感想・評価

シャレード(1963年製作の映画)
3.7
ヘプバーン加点が+0.3。
愛のない富豪との結婚を終わりにしたいと考えはじめたレジー。スキー旅行中に自宅は競売にかけられ、帰宅して驚いていたところ、夫は殺されていた。お金を持っているのではないかと狙われる生活が突然始まる。

そうねー、ストーリーはちょっと粗があるというか。そもそもそのお金、本当に夫が独り占めしてたのは確かなのか?だって今手元にあるのは競売で手に入れたお金なんだよね。
そしてあの犯人が殺された人たちを全員手にかけるのは無理がありそうな‥
なぜケイリー•グラントのことはすぐ信用しちゃうのか、それですぐ好きになってしまうのか。
とか思ってはしまうのですが、オードリーが美しいのです。30代前半?旅行先にちょうどコートをいっぱい持って行ってたのかな、赤やピンクのコートと帽子、スレンダーなドレスが素敵。ジバンシィらしい。
ただ、美しいけど悲しみや辛さはなくケロリとして表情に乏しく、すぐほだされるので驚いてしまうのですが、オードリーのせいと言うよりは、監督が作ったそういうキャラクターなんですよね、たぶん。
ヘンリー•マンシー二の音楽が当時らしいムード。
粗があるとは言いつつ、誰が犯人かなぁって観ながら楽しめるし、さっきも書いたけどオードリーがきれい、な映画です。
ケイリー•グラント、もう60近い!かっこいいけど、なぜそこまで相手役は歳の差があるんでしょうね。生々しくしないバランスなのかな?
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