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ビバリウムのaiiiiiのレビュー・感想・評価

ビバリウム(2019年製作の映画)
3.8
托卵から始まる映像ですでにゾワゾワ。親鳥を食べそうな大きさの雛鳥に感じた恐怖は正解だと後で知る。

形の揃った雲と家。集合体恐怖症の方には辛いテレビ画面。見た目と合わない子供の声。時空の異常。全部が細胞レベルでゾワゾワ揺れる感じ。この気持ち悪さが、私は好きです。

目から入る情報だけでなく、音からも、この作品の違和感の世界に閉じ込められる感覚。地面がグニャンと空いた時、キターー!!なりました。SF好きでヤンシュヴァンクマイエル作品好きな方はハマるのでは?

答えがあるわけでもなく、大きな感動があるわけでもない、多分刺さるのは一握りでは?と感じざる得ない作品と思います。
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