広果

ビバリウムの広果のネタバレレビュー・内容・結末

ビバリウム(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

何とも分類し難いジャンルだし、考察していると様々な可能性が出てきてもう私の中で訳が分からなくなっている。
とりあえずYonderの雰囲気はとても好み。

最初は「子育てや仕事における"当たり前"を考え直すべき」みたいな警告が込められているように思えたけど、それだと不動産屋とか子どもを異星人っぽくした意味が分からない。
だからその社会風刺を伝えつつ、SF的ホラーもやりたかったのかなという結論。

そもそもビバリウムというと動物を飼育する際のケージみたいな物のことだから、Yonder自体がビバリウムになっていたのかもしれない。
異星人が地球人に子育てをさせて、次の不動産屋職員を作る。
そう考えると、映画の冒頭に托卵の習性を持つカッコウが出てきたのも納得。
広果

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