星降る夜にあの場所で

カドリーユの星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

カドリーユ(1997年製作の映画)
3.9
フォロワーさんの作品レビューの心中シーンからホワイトフォックスのリアルファー&別のフォロワーさんのロミー称賛レビューからの思い出し

ギトリ同名作品のリメイク作品。
カドリーユという伝統的なダンスになぞらえて、レビュー画像そのまんまの非常に色鮮やかなセットの中でリズミカルに演出された台詞と動きによって男女の恋の駆け引きが繰り広げられます。
私は本作の方を先に鑑賞していたので、昨年公開されたオリジナルを鑑賞し「なるほど、これがオリジナルなのか」と感無量☆
ヴァレリー・ルメルシェ(監督兼出演)がとにかく色にこだわりたのは、伝わってくる作品全体の雰囲気がとてもポップでカラフルだったからだと思います(オリジナルは白黒)。
かなりオリジナルに忠実な内容ですが、本作はオリジナルで映像化されていた場面を台詞で表現しているシーンがいくつもありました。
映画のリメイクというより元々の戯曲にこだわったのでしょうか?だからといって、よくある舞台をまんま映像に乗っけただけの駄作にはなっていません。
カメラワークとギトリ(こちらも監督兼出演)の所作に関しては圧倒的にオリジナルが魅力的ではありますが、女性であるヴァレリー・ルメルシェの感性で再現された本作も見どころがいっぱいです。

~追記~
オープニング・クレジットが、とってもキュートなホワイトフォックスのリアルファーが演じる予告編のような小劇場になっています。
そのリアルファー、クライマックスでも重要なアイテムとして登場します♪
また本作での受賞ではありませんが、ロミー・シュナイダー賞を獲得したサンドリーヌ・キベルランがかわゆい☆彡

☆★☆サンドリーヌ・キベルラン☆★☆(*´з`)(*´з`)