なんだろ…決定的にここが良い!みたいには言えないけど、過去の傷と現代の傷みたいなのがうまく交差しているような感じ。
青春特有のというか、明るく振る舞ってる子のバックグラウンドが実はキツいみたいなあるあるというか。それに気付いていながら何もできないけど、分かってあげたい寄り添ってあげたいみたいな感情とかって結構学生時代特有な気がしている。社会人になれば使えるお金が増えたらそこで援助することもできたりある程度の底辺回避方法が分かってるけど、学生時代はまだそれが出来ない分違うところで絆が深まっていくというか…なんだろ上手く説明できないけどあぁ、そうそうこれが青臭さだよねってやつを感じた。
佐々木のヒーロー的存在からの落差とか主人公の現代での無力さとか歯痒さとか擦れてんなって感じだけどそれが最高みたいな。笑
最後がたぶん腑に落ちない人は多そうだけど、私はあれで良いと思う。それが彼らの青春なんだと思う。いつまでも。
佐々木も佐々木の周りもみんな良い奴で◎