全編に渡ってとにかく雰囲気(寂しさや空虚さ、あと優しさ)が出ていることと、ラストの唐突な熱量にまんまとやられてしまったことの二つで、傑作だと思っている。
…が、結局なんの映画だったのかと考えるとなん…
最初辺りはなかなか内容が掴めなかったのだけれどどんどん引き込まれて最後のシーンで完全に持っていかれた。
佐々木はふざけてバカばかりしている裏でものすごく深い孤独とインスタントばかりの不摂生な生活が…
佐々木はバカをやってた裏でどんな孤独の中にいたんだろう
お父さんは自殺なのかな、お母さんはどうしていないのか
お父さんとゲームするシーンが後になってすごく切ない
とにかく佐々木はいさぎよい人生、いさ…
俳優を目指し上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を送る悠二は、高校時代の同級生・佐々木を思い出す。絶対的な存在であり、人々を魅了する佐々木だったが、ある出来事をきっかけに彼らの友情が崩壊していく…。
…
個人的な郷愁や絶望で終わらない、佐々木という人間がいたという事実。なんだか妙な没入感がある映画だった。形だけの現在への帰結で終わらない連続性こそが、この映画をありふれた青春映画とは一線を画す部分だろ…
>>続きを読む2024-21
くれなずめ感強かった。デビューして浅いかっこいいバンドだからちょっと背伸びしてすきだっておもうバンドがたまたま同じで、「え、あなたもこの人たちすき…?」みたいなのにカラオケで気づく…
(C)映画「佐々木、イン、マイマイン」