「僕の夢はミス・フランス」
と言った時のキラキラした表情。
そして、笑われて曇っていく表情。
この対比に序盤から掴まれた。
女性らしさとは『勇気』を持つことなのかもしれない。
そして、それは自分自身を受け入れる勇気を持つこと。
男性だから、ミス・フランスになれないと最初から諦めるのではなく夢を持つこと、そしてそれに向かうことが夢を叶えるために必要なんだと感じた。
ジェンダーは関係ない。
アレクサンドラとパカとの友情がすごく素敵だと感じた。
しかし、何よりもローラの寛大さに涙が止まらなかった。
あんなに何度も傷つくことを言われても受け止められるあの姿って本当に素敵だと感じた。
「車をカメラ、男をカメラマンだと思って目線で魅了するの」
こんなセリフが言えるようになるまで相当苦労したんだろうなぁ。
ああ、かっこいい。
ミスコンでのアレクサンドラのステージングを観て、思わず声が漏れたよね。
本当に圧巻だった。
あのステージングだけでも、映画館で何度も観たい。
目に焼き付けたいと思った。
何度も何度も泣いてしまった作品。
本当に良かった。大好き。
『完璧と普通の距離は数ミリ』
その数ミリが少しでも埋まるように私も努力したいなぁ。
そして魚口で顔が細く見えるそうなのでちょっと試してみなあかんなw
Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて鑑賞。