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必殺! 恐竜神父のunepistのレビュー・感想・評価

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)
2.5
両親を衝撃のVFX演出で爆殺された神父が、神への信仰が失われた地「中国」への自分探しの旅行中に、謎の化石の力で恐竜に変身する能力を身に着けて正義の処刑人になるが、謎の「中国の忍者」に狙われることになり、法学部と医学部を卒業しててマーシャルアーツの達人な娼婦のヒロインと協力して悪に立ち向かうアクションコメディ映画。
あらすじを書いただけでお腹いっぱいです。意味不明なプロットや、チープさを逆手にとった演出、古いテレビドラマのようなBGMなどなど、これは明らかに意図的にやっているはずなのですが、あまりにレベルが高すぎて結果的にB級映画になったようにしか見えないのがすごいです。ということで、うまくやりすぎた結果として、ただのB級映画になってしまったという伝説的な作品でないかと思います。
個人的には「神のいない土地に行き、神の加護を感じることができたならば、神は君とともにあるということだ」という感じの台詞(あってるかな?)が心に響きました。それで向かった先が中国というのにも爆笑です。
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