えるどら

必殺! 恐竜神父のえるどらのレビュー・感想・評価

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)
3.2
酷いと覚悟していたので耐えられた…、が、一概にクソ映画だとは思わんよ。

短くまとまってて見ていて苦痛になる映画というわけではなかった。
その時点で十分評価できそう。
冒頭の車炎上、戦闘シーン、恐竜の着ぐるみ…etc. はまぁお金が無かったんだから仕方ない。
なんちゃって日本語で楽しめたのも日本語話者の特権だね。
「兄弟!」は爆笑した。

監督の実の父親に演じてもらったという神父様は正直めちゃくちゃ良かったし、撮り方も上手かった。
ヒロインとの逢瀬や、懺悔室から恐竜の手を伸ばすシーンなど良い構図・面白い構図はちらほら見られたのであの監督さん、お金さえあればいい映画作れるんじゃないか?とか思ったよ。

総じて、低予算ながらたくさん笑えたし、楽しめた。
B級らしい、大味でわかりやすく、何も考えず楽しめる良い映画だったんじゃないかなと思う。
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