今日はすこぶる天気が良くて、絶好の劇場鑑賞日和だなぁということで、彼と心斎橋の劇場へ観に行きました!
彼はチョ・ジヌンのファンで、これは絶対観に行きたいんだ!と言ってたし、一緒に観に行けて良かった。
さて、本作。
原作は未読だが、なかなか骨太の警察ドラマだ。チョ・ジヌン演じるパク・ガンユンは手練れの麻薬捜査官。汚い手を使うのは常套手段だ。
そんな彼の内偵調査を命じられたのが、チェ・ウシク演じる若手警官のチェ・ミンジェ。
内偵調査のため、パクを班長とするチームに加わったミンジェ。いきなりパクに相棒として指名される。内偵調査にはまたとない環境だ。
ところが、ミンジェの大胆さには観ているこっちが何度も肝を冷やしたよね。
おいおい気ぃつけや、バレるで…と観ていて何度思ったか。
チョ・ジヌン演じるパクのやり方に、ミンジェ同様、首をかしげる人もいるだろうけど、あれだけの麻薬組織を挙げるには、まさにパクが言うように、時には黒でも白でもないグレーゾーンに身を置かないとだめなんだろうなと思う。
つまり、過程より結果というわけだ。
結果オーライなのだ。
逮捕出来ればいいのだ。
パクはそういう警官なのだ。
真面目一辺倒の警官もいれば、汚れきった警官もいる。
警官の血とは何を指すのか。
警官の正しい在り方とは…
ミンジェは正義を貫けるのか。
見応えはあったけれど、ちょいと感傷を誘い過ぎている気がした。“どやさ”的なシーンも多かったし、「え…ソコあっさりやな」と、演出が過剰になったり、雑になったりが目立ったように思う。
なので、このスコアが妥当と判断致しました。あと、ミンジェの笛のシーンで何故か笑ってしまいました。(ほんまにごめん)