カチューシャ

グッバイ、レーニン!のカチューシャのネタバレレビュー・内容・結末

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

前情報ナシで見たもんで、勝手に社会主義に染まった人が西側化していって「グッバイ、レーニン!」ってなるもんだと思ってたら!何この心温まる最高映画!

東ドイツが続いているかのような芝居をし、最後にはお母さんがショックを受けないようなシナリオで東西ドイツを統一させて。どんだけ親孝行なんだこの息子は!

ここまで尽くしに尽くしてたからララがしれっと台無しにしていた時は「は?」と思ったけれど、お母さんにはちゃんと思いが伝わってたね。最後の「素晴らしいわ」はあなたのことよ、アレックス。

みんな何だかんだで協力してくれたし、優しい世界だった。

近現代史クラスタ×元ドイツ史学徒×ロシア好きの私にぴったりの映画だった。これまで見た映画で良かったやつ挙げろって言われたら間違いなくこれもその一つになる。

もしこの辺の時代や地域を勉強している学生がいたらぜひ勧めたい。流れも掴めて、当時の様子も垣間見れて、大変勉強になるよ。