エノモト

グッバイ、レーニン!のエノモトのレビュー・感想・評価

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
3.9
冷戦末期の東西ドイツのカルチャーショックと激動の時代を生きる家族を描いた作品。

母が心臓発作で昏睡状態の間にベルリンの壁が崩壊し東西ドイツが統一されたが、ショックで再び心臓発作を起こさないように必死にその事実を隠そうとする様子が面白おかしく描かれています。

食べ物をいちいち東ドイツの頃の入れ物に入れ直したり、偽のニュースをテレビで流したり、大変そうだけど息子たちのつくそんな優しい嘘を通して家族愛も描かれていて、心が温まる良い映画。
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