みきわめとおる

逃げた女のみきわめとおるのレビュー・感想・評価

逃げた女(2019年製作の映画)
3.6
愛してるなら片時も離れない。

といって、ドロドロの不倫関係から晴れて結ばれ、主演女優と、監督&脚本家の関係を50年続けた音羽信子さんと新藤兼人監督。
音羽信子さんの遺作となった「午後の遺言状」は、新藤は作品が乙羽の遺作になるという覚悟の上で制作に臨み、メガホンを取ったという。乙羽自身も残された時間を知った上で出演したといわれている。

新藤監督は、「音羽さんとは性で結ばれた。その性から愛が芽生えたから苦しむことになった。」と述懐している。

愛してるなら片時も離れない。

ホンサンス監督は、キムミニが自分から逃げた女になることを恐れているのか。
いうても君たち、出会って7年、映画出て7本やど。これから生涯かけて

Grow Old With Meしてみなはれ。
話はそれからだ。