Shinokichi

ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダンのShinokichiのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

[知らなかったこと&驚いたこと]
○ピエールカルダンはフランス人かと思ってた
○ソ連にはファッションが存在しなかったこと
○数十年前のことなのにモデルは女性しか存在しなかったこと
○そしてその初の男性モデルはピエールカルダン本人なこと
○ブランドをライセンス契約していったパイオニア

現在では定番のような様々なことがピエールカルダンから始まったのだと畏敬の念を抱かずにはいられない。

インタビュー形式の映画はこれまでいくつか鑑賞してきたが、一番楽しめた作品でした。
それもインタビューの切り貼りではなくて、インタビュアーは台本を読んでいたのかの如く時系列も追ってスムーズな流れで進んでいったことと、(編集の技なのかも)ファッションショーなどが随所に挟み込まれてあって、動きやまさに「カラフル」な色彩に飽きが来ない、場面転換も兼ねていて目で楽しめたからでは、と感じる。

先日、ギャルソンのデザイナー川久保玲さんのインタビューを拝見したが、会社員であればとうに引退してる年齢なことなど感じさせない、カルダン同様に生涯仕事に没頭する姿は憧れずにいられない。

残業と上映開始時間を間違えて覚えてたことが重なって冒頭5分位見逃してしまったのが残念で後悔…

2020.12.29 R.I.P
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