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ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダンのAOIのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

【誰もがその名を知るピエール•カルダン氏の知られざる功績】

ディスカウントショップの定番のイメージだけど、いつくらいまでハイブランドだったっけ

そんな ライセンス契約によるブランド力の低下の話も語られるが、本作は様々な気づきや驚きのある秀逸なドキュメンタリー👏

『天使の入江』のジャンヌ・モローのドレスが彼のデザインだったとはː̗̀Ꙭː̖́その後もː̗̀Ꙭː̖́

当然ながら古い映像が多いのだが、なんだか今見るとめっちゃオサレに見えてくる

「ロゴは隠すものではない」と、ロゴのモノグラムを商品にあしらった先駆けだったとは!

ロゴがデザインの前面に出ている品は
“ブランドの威を借る 何者でもない自分”
と、感じて恥ずかしいので身につけないが
“ブランドに賛同しているという主張”
と言う意味なら頷ける

若い頃締め出されたマキシム(Maxim's)を買収したエピソードは、彼の生き方を象徴している

70年末頃?中国進出のエピソードあたりでモチベーションが爆上がる⤴️灰色世界にカラフルを持ち込んだわけだから、そりゃ映える🌈

老年に至っても「芸術家になりたい」と言う彼は、どんな才能より“商才”のある人だった
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