今見てもモダンなデザインの数々は溜息もの。
何十年経っても全く色褪せないその新しさには驚くばかり。
インタビューで「(その昔に)カルダンの言った未来は今ではない、(今から)50年は後のことだ」と語っている人がいて、なるほどと思った。
カルダンを着こなす松本弘子さんの存在感が神々しい。
若い頃のピエール・カルダンがジュード・ロウを思わせる美男子で、ジャンヌ・モローとのツーショットはまるで映画のワンシーンのようだった。
まだまだご健在で創作意欲の尽きない彼のビジョンが、コロナでこれ以上妨げられることのないことを祈らずにはいられない。