ヘンテコなクライム映画。
久しぶりに鈴木清順観たけどおもしろ。
清順らしい独特の色使いや構図が最高。
とは言っても『殺しの烙印』『東京流れ者』なんかと比べると随分抑え目。
昨日黒澤明の『用心棒』…
日活という会社に所属している以上アクション作品を任せられることが多かった鈴木清順監督だが、脚本の良さとスピーディーな演出、清順ならではの歌舞いた表現、個性的な登場人物がバランス良く配置されて良い意味…
>>続きを読むこの監督らしい映像とテンポ。
謎の男、宍戸錠さんが2つの悪の組織を手玉に取ったり取られたりの軽快でほろ苦ハードボイルド。
ちょうど宍戸錠さんの本を読んでおり、日活の誕生や宍戸さんの大部屋時代のとこ…
シュールでした。原作は大藪春彦のハードボイルド小説。
未読です。
映画は面白かった。
ユーモア、遊び心満載で、出てくる人々が実に個性的でした。
マザコンらしい川地民夫さんが渡辺美佐子さんに、禁句を言…
面白い!!
宍戸錠相変わらずのかっこよさ。
清順節はもうかなり全開になっている時期。冒頭とラストでモノクロの画面の一部に施された着色、冒頭のキャバレーっぽい場所のガラス一枚防音で隔てた奇妙な空間、激…
宍戸錠の圧倒的な存在感を実感する復讐劇はある種ヤバくて狂気に満ち溢れていて、派手にヤラかしてくれる所もあって楽しめたけど、細かい所は面白くても、物語としては大味感が否めない所がちょっと残念...。
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多重露光によってヤク中の幻覚のような視界を表現する手法はおもしろく、アクションは相変わらず緊張感があり、命と金と男をかけた1960年代のこの類の映画はなかなかイカす。
鈴木清順はセットをぶち壊してめ…