これは傑作!清順監督の作品は、やはりジョーが似合う。
オープニングのモノクロに色を使うところ。まさに清順監督。
キャバレーのシーン、防音ガラス越しが無音になり、幹部たちが集まる。いきなりおもしろいシ…
元警察官が二つのヤクザ組織に雇われて二つを戦わせて同僚の仇を討つという、「インファナル,アフェア」と「用心棒」を混ぜてたような作品を清順がとっていた驚き。自分の母親がパンパンだったことを言われると相…
>>続きを読む清順美学の萌芽が見られる、大藪春彦原作のハードボイルドアクション。宍戸ジョーがグラサンを掛けてピストル🔫を手に持ち大暴れ。渡辺美佐子もイイ味。
映画館内で劇映画の上映中にマフィア同士の争いが繰り広…
清順は言う。「日活の映画は物語が単純だからお客はみんな分かっている。だから筋の枝葉は何をやってもいいと思っちゃう。キャバレーを普通に撮らずに鏡ごしに撮っちゃう。これがいけないんだよね」恐るべし清順!…
>>続きを読む伝説となった清順美学の第一弾だが、大藪春彦原作ハードボイルド映画の最高峰の一本であり、スピーディー感とスタイリッシュさでは鈴木清順監督随一の傑作。宍戸錠の刑事崩れが「用心棒」同様やくざ同士の相討ちを…
>>続きを読む近寄るもの全てを突き刺すような鋭い眼光を放つ宍戸錠の粗暴にして大胆なアクションと冷徹に計算された振る舞いが同居し、ガラス越しのショットがプロットの転回点ともなり、スピード溢れるシークエンスの連鎖が次…
>>続きを読むスピード感のあるハードボイルドもので、とても面白い。プロットは組織を相討ちさせるという単純明快だが、主人公が両組織に通ずる事になる為生まれるサスペンス、相棒殺人犯を捜索するミステリー等要素が入り交じ…
>>続きを読む「黄色はいま切らしてるんですが赤い糸ならあります」編み物屋の美佐子がすでに怪しい。母親のこと揶揄されると剃刀キラーン催眠術状態の民夫、猫とぺちゃぺちゃキスしすぎの兄の小林のおやっさんは女に虐待しない…
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