百年の絶唱の作品情報・感想・評価

百年の絶唱1998年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

3.9

『百年の絶唱』に投稿された感想・評価

しう

しうの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

表層の問題の軽薄さと深層に流れる物語化も言語化も出来ぬままに溢れる深淵の断片が不器用に混ざり、走るしかなくなる。
映画というのはこの様にアンバランスで説明できず、何か心に働きかける、魅力ある映像とい…

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a

aの感想・評価

-
終盤の黒板のカット、見間違いでなければ寄りでは「さよなら バイバイ」と書かれ、その次に続く引きでは「さようなら バイバイ」と書かれていた

前半はやや冗長だったけれども、その冗長さのなかに積み重ねられた諸要素が一気に爆発する後半が凄まじい。
ハイライトを吸ったことを最終的な契機として圭ちゃんと"繋がって”しまった平山の気が狂ったシーンの…

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ニシ

ニシの感想・評価

4.7

平山が「痴人の愛」小沢昭一のような動きをして元カノの家を追い出され自宅に戻り死の臭いを漂わせてたシーンで圭ちゃんの彼女から電話が掛かってきてその次のカットで天国で圭ちゃんが弔われてるなんとも晴れやか…

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8

8の感想・評価

3.0
口笛吹く女の人、唯一顔に迫力があった
赤の使い方良い
第九はやっぱりオレンジを想起しちゃう
フィルムの良さで見れてしまった感あり

井土さん全然変な人じゃなかった
mymy

mymyの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

カメラダサいな〜と思っちゃって。レコード屋のとことか、マンションとかのカメラの位置あんなにキザじゃなくでもいいのにと思ってしまって。ドアの血指につけては嗅がないだろしまず水をかけるかも、精神が狂って…

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大傑作
 元カノにケツを蹴られ、罵倒されながら部屋をぐるぐると回る主人公が印象に残った。青山真治も富田克也もぐるぐると回る。中上健次に影響された映画監督はぐるぐると回るんだろうか。
 殺人者に過剰に…

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mingo

mingoの感想・評価

3.9

映画史的には傑作なのだろうけど、扱いに困る初期衝動的一本。ベートーベン第九の爆音に目を覚ます隣の友人に笑った。
レコードを返せと付きまとう女、抜けた歯、血痕を這うなめくじ、留守番電話に吹き込まれた口…

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さっ

さっの感想・評価

-
串田アキラのレコード聞いてると怪奇現象が起こる笑

元カノに蹴られて柱?の周りを何周も転がされる男の長まわしは相米っぽくて良い

トンネルでのいれかわりもおもしろい
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

4.0
単に、孤独の「悲しいリフレイン」の芸術的な表現であるだけでなく、それが同時に資本主義批判でもある。
足を引きずった男を足を引きずった男が殺すために追いかけるイメージ。
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