あ、やったー！初めてのレビュー1人目ゲット！😁

イトゥルビ楽団の人気歌手が、米軍大佐の父親の異動に伴って軍のレクリエーション担当に転職。パパママの復縁を試みたり、ジーンケリーの兵士と恋に落ちたり。

メインストーリーの方は超「錨を上げて」キャスト！ジーンケリーにキャスリングレイソン、ホセイトゥルビがまた本人役でオーケストラ率いてる。

ただこっちでは完全に主演はキャスリンの方。見せ場も多いし、可愛らしい良い子！やっぱ歌上手い！サーカス場でのシーンは、ジーンの役が心底惚れた気持ちが分かるくらい綺麗でした。

ジーンケリー、踊るシーンが少なすぎて寂しい。。😭でも掃除しながら踊るシーンに、のちにますます進化していく、もう凄腕なダンスとユーモアとが溢れてる！空中ブランコ一家のスターということで、金ピカピチピチタイツというスゴイ出で立ちの彼が見られる。😅冒頭のキスシーンはのちの彼の映画っぽいノリですごく良かった！ドキドキした💓

で、その劇中劇にまた追加で出てくる出てくる、ジュディガーランドとかビングクロスビーの弟のボブクロスビーとか、歌手やバレリーナからコメディアンまで、当時の人気エンターテイナーたちのてんこ盛り。完全にショーレビュー。これ、MGMが契約してたエンターテイナーみんな出したんじゃないかというほど。流石に時代的に知ってる人限られてるなーとは思ったけど、ここに出てくるレナホーンのhoneysuckle rose、まさにこのバージョンのCD持ってたわ！

そんな本編から外れる長いショーシーンが入ってくるから、ちょっと長いし異色めだし、正直ストーリーイマイチだしで、他のMGMミュージカルに比べたら地味めな作品ではあるけど(これを地味と呼ぶことにすでに違和感を覚えるが。笑)、MGMミュージカル好きには日本未公開なのもったいない〜！これミュージカル特集とかで改めて公開してもいいんじゃないかね。。

もともと戦時中の士気を上げるために作られた作品ということだから仕方ないけど、ラストとかはちょっとそのくどさを感じる。

作中に一瞬出てくる東條英機の似顔絵の酷さ😅緑の肌て、もはや人間の色じゃない。。

追記: なんかいま、「ジーンケリーはスタントマンを使わないことで知られる」って記述見つけたんですけど！まさかこの空中ブランコ、スタントじゃないの！？自分でやってる！？だとしたらヤバいすごいんですけど！？てか、それって「雨に唄えば」のスタントシーンも！？え？え！？💦