機械工の男トレバーは、不眠症を患っていて、周囲から心配されるほど痩せほそっていた。ある日、彼が働く工場に謎の男が現れ、不可解な出来事が起こり始める。
〈感想〉
なんと言っても、クリスチャン・ベイルの衝撃的な役作り!この役のために、4ヶ月絶食して30キロ減量したという。
作中、それ以上痩せたら死んじゃうよ?と言われてたけど、本当に死んじゃうよ笑
さらに驚きなのは、本作の半年後には『バットマン・ビギンズ』の撮影を控えていて、たった2ヶ月で体重をもとに戻したらしい。。。まさにカメレオン俳優。
『メメント』以来の衝撃という宣伝文句。メメントほどのグイグイ感はないかなと思うけど、確かに衝撃的な結末だった。結構好きな部類。
病的なまでにガリガリで不眠症な主人公の観客の不安を誘う感じとか、掴めそうで掴めないミステリアスなストーリー、薄暗く冷たいモノトーンな映像が、いい感じだなと思う。
ラストでようやく眠ることができた主人公に、ほっと一安心した。