福福吉吉

マシニストの福福吉吉のレビュー・感想・評価

マシニスト(2004年製作の映画)
3.0
工場で機械工として働くトレバー・レズニック(クリスチャン・ベイル)は極度の不眠症で1年間眠っておらず、身体が限界までやせ細っていた。ある日、トレバーはアイヴァンという大男と出会うが、その日からトレバーの身の回りに不可解な出来事が次々と起こり、トレバーはアイヴァンの仕業で自分が陥れられていると疑心暗鬼にかられ、混乱していくのであった。

1年間寝ていないというトレバーの状態から、嫌でもトレバーの精神状態がおかしいのではないか、と想像がつく。その点で少しトレバーに感情移入できず、一歩引いた目で観てしまう。それでも「アイヴァン」の存在がストーリーの肝になって展開していったので興味深く観ることができた。
クリスチャン・ベイルのやせ細った肉体は凄いの一言。役作りとはいえ、ここまで痩せられるのか。
面白い作品でした。
福福吉吉

福福吉吉