ソウシリーズは1.2.3.を観た。
今回は完全リブートという事で刑事目線の話な事もあって、ソウシリーズ特有の良さがあまり出てないように思う。
ソウは命懸けの仕掛けを作ることによって被害者に究極の選択を迫るものだが、今回は「助かりたければ身体の一部を取れ」というテーマであるため、完全無傷で助かることはなく、また制限時間もやたら短いために一番描写として大事な「キャラクターの葛藤」がかなり薄味になっているところが残念だった。
また、カメラの色味が一昔前の海外ドラマのレベルに近く、全体的に画が安っぽい。主人公のキャラクターも憧れ性が少ないために、あまり感情移入ができない。映画にしては集中力を削がれる作りになっていたのは残念。
頑張っていたのは分かるが、もう少しどうにかならなかったのか…