今、前作の狼煙が呼ぶ、のレビュー見返したら、 GEZANにも通ずる熱量って書いてて自分でびっくりした。笑
そう。 まさに、 豊田監督の映画から感じるものと、GEZANのライブから感じるものって、似ていて、 それが 今作でバチっとハマったかんじで もう、求めていたそのもの。 いやそれ以上でした。
考えてみれば、豊田監督は昔から血を多用するし赤の使い方に特徴があって、
マヒトも赤の人だから、(笑) なんか別々でもいつかこうなる日が来るべき
必然な組み合わせだったというか、、
それが観られて嬉しい。し正しい。
まさにコロナがもたらす混乱の世の中の今、放たれたことがしっくりくる。
正直、この内容を突きつけられても だから?や なんじゃこれって 響かない人も多いかもしれない。信者的な雰囲気も好きじゃない。と言われてしまっては、それまで。 だけど、
でも、
役者も音楽も映像も
かっこいいから説得力がある。
それに尽きる。と思う。
いかに真面目に訴えているか、このカッコよさを観れば分かる。
どう感じるかは結局のところ人それぞれだが、私は、
「かわれーーーー!」
この言葉が響いた気持ちを大切にしたい。
マヒトが話す言葉って 普通に言うと青臭くて小っ恥ずかしさしかないんだけど、彼が言うとまじで大真面目に嘘偽りがなく本心で言っているんだなと伝わるから真剣に聞こうってなるし すっ と心に届く。
鉄平って呼び方1つでさえ、なんかめちゃくちゃ良い。
渋川さんは、まじで大好きすぎるんですが、今回も化け物みたいな目をしてた。
目で背筋が凍る瞬間があるというか、
ほんとにすっと何かが乗り移ったような演技素晴らしすぎて怖い。
もちろん、松田龍平も窪塚もイッセー尾形も まじで全員かっこいい。
豊田監督の映画では、 監督と仲良いってのもあってか、 俳優としてのカッコよさをそのままに映し出されるから それがすごい好き。笑
今回、写真にしたいぐらいどのシーンもかっこよかったな、、
あとマグマのように轟くBGMも良かったし、 窪塚が登場したあたりから流れてた曲がめちゃくちゃ好きだった。
しかしやっぱり1時間はまだ短い。
まだあと1時間くらい観てたいって思った。
でも、それでもこんな映画作ってくれてありがとう。と思う。
何回でも観たい。