このレビューはネタバレを含みます
松田龍平さんが好きすぎて観た映画シリーズ
しかも豊田監督と聞いたら観に行かないわけがない……相変わらず豊田監督はキャストさんも音楽も音の使い方もカメラワークも素晴らしかったです。
一つ一つのセリフにすごくドキドキした。自分が言われているんじゃないかと思ってゾクゾクした。画面の向こうなのにすぐそこで繰り広げられているものだと思った。
そんな映画でした。
「見て見ぬ振りをしてただろう」
目を逸らしたい、耳を塞ぎたい、この現実から逃げたいと考えてしまうわたしに、マヒトさんが真っ直ぐに伸ばす指が刺さる。
「変われ」と、強くそう言えるようになれたらいいのに。
スクランブルで叫ぶラストシーンのマヒトさんがとてもかっこよかったです。通行人の目もリアルで皮肉的ですごくいいなと思ったんだけど、あれはエキストラ、、？一般人、、、？
もう少し家の近くでも上映してほしいな〜と思っていたけど、渋谷駅までの道のりで「ああこの映画は渋谷で観ることに意味があったのだな」と思えました。もう一回観たい！
