政治に対していつも遠くからシニカルな態度で向き合ってきた人(私もその一人)を一喝するような作品
小川淳也という論理的で真面目で誠実な一人の政治家とその家族、支援者たちの努力と情熱に圧倒されました
彼の具体的な政治志向はあまり分からないけれど、それよりも政治に無関心な人、期待せず諦めて傍観してる人、政治家を蔑んで嘲笑っている有権者に対して、それでいいのか??と迫ってくるような凄みを私は感じました
「なぜ君は総理大臣になれないのか」というタイトルから、その理由を教えてくれる映画だと思っていました。
けれど、見終わってもその理由が腑に落ちず、なぜ小川淳也さんが総理大臣になれない社会なのかなという疑問が残りました
終始目に涙を溜めながら見てましたが、教授の応援演説ではもう無理でした、お茶こぼしました笑
できるだけ多くの人に見てほしい作品です