真田ピロシキ

なぜ君は総理大臣になれないのかの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

1.0
京都で接戦を制して便器マン市長爆誕!クソッタレ自民系を確実に落とせるとこだったんだけどね。立憲民主党という永遠の風見鶏、永遠の口だけ政権交代、永遠にありもしない中道路線を追い続け、泉みたいな岸田にも劣る無能ボンクラを担ぎ上げる玉木以上に巧妙な自民アシスト要員が自民側についたからね。奴らが最優先するのは反共さ!あーあーあー分かってましたよ。でも一応水を差さないよう黙ってた。だがもういい。奴らは完全に敵だ。そしてこのドキュメンタリーはカッコいいことを言ってるだけのフラフラしたノンポリ野郎小川淳也を徹底的に持ち上げた気色の悪いプロパガンダ映画。右でも左でもありませーん。こんなクソの常套句を臆面もなく言える時点で信用に値しない奴だと気付くべきなのにピュアな皆さんは小川さんこそ総理大臣になるべきだなんて仰ってからに。まークソだから便器を素手で磨くような人間を支持するのはお似合いですな(笑)この監督は園子温のドキュメンタリーも撮ってるしよくここまで人を見る目がないもんだ。次は暇空茜を讃えるドキュメンタリーでも撮ればいいよ。2度と偉そうに口を出すなよアホ。以下、前に書いた感想。人柄以外は大して褒めてない。


統計不正問題を追求した小川淳也議員を20年近くも追ったドキュメンタリー。しかし正直面白く思えない時間が長かった。32歳で官僚を辞して「政治家を笑っている内は世の中は良くならない」と郵政民営化で当時盤石だった小泉政権に対して民主党から出馬した小川議員は理想に燃える人。しかし幾度かの当選と民主党政権の大敗を経た時には理想を掲げるだけでなく、現実的な支持を得るためのビジョンを模索していて、こういった点はイデオロギー的な視点に終始しがちとされるリベラルからの脱却を促されているようで頷ける。

だが自分はそんな賢い人間ではないので小池百合子が希望の党を起ち上げた時に合流したのを見て、それが当選しない事には何も始まらないという事情を理解してもその行動を肯定できなくて、そんな共感出来ない描写がかなりの部分を占めるので興味が持てずたまに画面から目が離れる始末。大体私は支持してる訳でもないがほぼ共産党に入れてて立憲民主党ですらそれほど信用してない人間なので中道を自認する人も厳しい。しかも党内で結構偉い地位まで登り詰めた人だけに予測不可能な事もそれほどなくて、選挙を手伝う家族の暖かい姿を挟まれる事もあり「これはファンによる応援ムービーなのか?」という気持ちになった。これより想田和弘監督の『選挙』の方が被写体は自民党の候補なのに面白いし、言葉にしない部分で選挙制度の問題を炙り出しててずっと良い選挙ドキュメンタリーだった。ただ小池の旗の下で出るか無所属にするかで「無所属は格好良いよなぁ」と呟いていた所は現実と理想での逡巡が捉えられてて良い所。

結果論的には排除発言でイメージを悪くした希望は大敗し、小川も極僅差で負けたので無所属なら勝てたように思える。比例で復活した小川だが、選挙区当選に比べて比例は党内の立場が弱くて離党し無所属に。そうなったら色々と不便を被っているのを見るとやはり良くも悪くも自民党的な集団をまとめて運営する能力は大きくて、タイトルにかかっているように感じる。既存のシステムに思い悩み野望がないなど監督が言うようにこの人は現代日本の政治家に不向きなのかもしれず、そんな状況に対して視聴者からは初出馬の若い小川が語っていたように旧態とした政治への疑問が浮かび上がる。もう1つ政治家らしくないのが選挙区である高松の家は借家で家賃は何と47000円。これだけで好感度は爆上がり。自民党のセンセイ共とは絶対に大違い。