「ジャズという音楽のジャンルはない。
ジャズな人がいるだけだ。」
とにかくマスターがかっこいい。
オシャレな服装やサングラスから受ける印象とはまたちょっと違って、なんだかかわいらしさもある。
微妙な音の違いを探る。
スピーカー、アンプ、針、レコード。
楽器奏者たちが使う部品。
「楽器はもうかなり昔に完成されていて、流行りとかない。モーツァルトやバッハがダサいとか誰も言わない。」確かになぁ。
「ジャズがすごいんじゃなくて、人がいるってだけだよ。」
ジャズだけでなく各方面で熟練の方たちの言葉は、ひとつひとつ深い。
スピーカーから流れる音を自分の耳で聴く。楽器の音色の変化を聴く。人が集まる。生の場所があるということの豊かさや、人と人が集まってこそ生まれるものが詰まっていました。シビれた。