このレビューはネタバレを含みます
序盤でコクピットから客室を見る事ができるモニターが紹介される。そのモニターのon/offを巡って、前半の人質殺し(複数人)を見せる/見せないの判断を主人公に委ねているのが上手く、胸糞度が高い。
ワンシチュエーションで、画面を狭くする事によって画面のバリエーションが増えている訳なのだが、コクピットが思ったよりも広いし触るべき機材が多いため、意外と飽きない。
意地でも死体を映さない事と、家族のフラッシュバックなどを一切しない事が、どれくらい効いているのかは疑問。どう締めるのかが気になるので最後まで鑑賞出来た。