【過去から未来へ繋がる一本の電話】
〈ストーリー〉
28歳になったキム・ソヨンは幼い頃に育った家に帰宅途中、携帯を紛失してしまいます。
帰宅直後、自身の携帯に連絡します。
携帯を拾ってくれた女性は金品を請求するだけで、返してくれそうになく請求を拒否すると電源をきられます。
すぐさま自宅にコールが鳴り響き、折り返しの電話だと思い電話を握りましたが、電話の向こう側は、先程とは別の女性でした。
その女性に『助けて欲しい』と訴えられる。
いきなりの事でイタズラ電話だと認識し無視をしました。
ですがまた同じ女性からのコールが鳴り、何故来なかったのかと怒りをぶつけられる。
ーある日、偶然自分の家の壁に埋められていた隠し部屋を見つけてしまいます。
その部屋である日記をみつけ、例の電話で助けて欲しいという内容と一致し、違和感を覚えます。
彼女の名はヨンスク。
ソヨンより前にこの邸宅に住む過去の住人でした。
ヨンスクからの電話でソヨンは違和感をはっきりさせます。
それはこの電話は過去の住人ソヨンと繋がっていたこと。
〈個人的な見所〉
●過去と未来との一悶着
過去の住人と未来の住人は言い争いになれば、どちらが有利な立場か。
思ってる展開から二転三転する!
だよね→マジかよ!おい
●消えたおじさん。
過去の行いで未来は変えられる。
未来から過去は変えられるのか?の回答に手汗を握った。
●ヨンスクのファッションセンスに注目!
90年代日本でもあんなファッションしていたような…
ただ、それがオシャレなのかどうなのか。
その答えは私は知らない。
〈感想〉
疾走感のある映画!凄いテンポがよくあっさり『コール』の世界に溶け込んでしまった。
特に主人公のパク•シネは可愛いい+凄まじい演技力に脱帽するしかなっかった。
凄まじすぎて全身の毛が逆立ってしまったのは、チョン•ジョンソ。彼女はこの作品で第57回百想芸術大賞の主演女優賞を受賞しているのも頷ける。