2023年382本目
時空を超えて電話が繋がる『オーロラの彼方へ』の設定をうまく活用した韓国映画
過去に干渉すると、現在や未来が変わる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』式の時間の構造がある世界観であり、過去に干渉すると、新しいタイムラインが生まれるMCUシリーズ式の構造とは異なる
助けたと思ったら、助けた相手がとんでもない殺人鬼だったソヨンの心情を察すると絶望でしかなく、殺人鬼・ヨンソクを倒そうと必死に頑張るソヨンを応援したくなる
前半から母と娘の関係性というテーマにスポットが当てられていて、最終的にソヨンと彼女の母親が和解を果たすシーンは感動的だった
ヨンソクを演じたチョン・ジョンソの演技の迫力が凄まじくて、狂気に満ちた表情、声、ビジュアル、何もかもが甚だ恐ろしい
過去に干渉したことで、現在に変化が生まれる様子を表現したVFXがとても魅力的で惹きつけられた
