りと

君は永遠にそいつらより若いのりとのレビュー・感想・評価

4.2
気づけるようになりたい。
人と向き合えないことに悲しみを覚えてしまうのは傲慢なのだろうか。青臭いだろうか。
心の穴を覗き込まれる痛みと受け止めようとしてくれる優しさが共存している。
なんだろう。既にある傷口を開いて塩塗って血が出てきたところに、絆創膏貼ってくれた感じ。全く直ってはいない。
でも、傷口が痛んでることも自分では気づけなかった。
止まらない血をたっぷり染み込ませた絆創膏みたいな映画。
りと

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