好みと言える青春群像劇だった。
大学生の日常を心の葛藤とともに淡々と描いていて普通のストーリーではあるけど、テンポも悪くなく程よく観れた。
児童福祉士と言う仕事に就職が決まったホリガイは様々な人の痛みや弱さに向き合っていく。
自己肯定感の低さには共感できてしまうところがあったがあまりにも低いので辛いものがある。
人の心と言うものはとても繊細で、誰かにとっては笑えること、おかしなことでも誰かにとったら深刻なことだったりする。
そういう痛みにキッチリ向き合っていったホリガイはきっと児童福祉士として良い活躍が出来るだろう。
ちなみにラブシーンは想定外でビックリした。
佐久間由衣と奈緒がとても可愛い。
女子大生の距離の縮め方やなんとなく過ごす空気がとても魅力的でずっと観ていられる雰囲気だった。
「会えるのを楽しみにしている」と言ったイノギ。
ホリガイとイノギがまた笑いあっていたら良いなと思ったラストだった。