[赤は共産主義の赤、そして…] 90点
1953年3月5日、長きに渡ってソ連に君臨した独裁者ヨシフ・スターリンが亡くなる。厳かに運び込まれた棺には悠久の眠りについた彼の亡骸があり、その周りを色鮮や…
ハッとする部分や規模の大きさなど興味深くアーカイブ映像として楽しめた。
だけど映画作品としてどうか。カラーと白黒の切り替えにイラついた。スターリンが出てくる部分、赤が強調される部分だけカラーとかな…
スターリンが死んだ直後のソビエト連邦の都市や地方の風景が淡々と映し出されてゆく。街頭放送を聞きながら佇むとてつもない数の人々。ナレーションもなく、ひたすら淡々と。歴史的記録映画としても眠すぎるし、観…
>>続きを読む2時間ちょっと葬儀の様子を断片的に眺めるだけで、ソ連やスターリンの知らなかった側面が浮かび上がってきた。
ソ連の国土の広大さにまず圧倒される(オープニングとエンディングは、映画的にとても魅せる演出…