トマト

アウステルリッツのトマトのレビュー・感想・評価

アウステルリッツ(2016年製作の映画)
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構図があまりに完璧だった。
入り乱れるガイドの言語、砂利道を踏み締める音達。国の垣根を超えた虚構の空間がそこに存在している。
大量に積まれた薪(?)の前に女性が1人現れるカットが凄く印象的だった。
解説を聞いた後ざらざらと画面外へフェードアウトして行く観光客たちは囚人の様にもみえる。

確かに、ワンカット毎の尺は長くて眠くなった。
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