実際、何も知らない犯罪者の死刑執行ボタンを押さなければならなくなったら、押さないだけで、そこに何の迷いがあるのか。
押してしまう奴が多いから、制度として成立してしまっているように思えた。
一話目…
死刑執行に兵役義務を持つもの(一話目は違う?)が命令され執行する。その葛藤にまつわる4つのオムニバスストーリー。
上映禁止になり、監督が逮捕され国外退去になったそうだが、イランではなくとも視点を変…
<死刑執行を命じられたら非情になれるか>
4話のオムニバスから成り、(1)は平和な生活を営みながら死刑執行を生業とする男、(2)は死刑執行の命令に耐えられず兵舎を脱走する男、(3)は犯罪人と思い死…
モハマド・ラスロフ監督の映画をもっとみたいと思っていたが、なかなか機会がなく『悪は存在せず』を見つけた時は飛び上がった。以前、彼の一作、The White Meadows(英題)(2009年製作の映…
>>続きを読む4つのエピソードで構成されるイランの死刑制度に纏わるオムニバス形式のヒューマン・ドラマ。
特筆すべきは執行する側の物語であり、それを担うのはある意味、イラン国民自身であるということ。
仕事として対価…
東京国際映画祭で、イラン映画、「悪は存在せず」を観てきました。かなりいい作品です。
この映画は、イランの死刑制度に関する映画で、4つのストーリーを通して表現されています。
この映画が良作なのは、…
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