悪は存在せずに投稿された感想・評価 - 9ページ目

『悪は存在せず』に投稿された感想・評価

歩く肉

歩く肉の感想・評価

4.0

ドイツ映画祭にて。

静かに、だがずっしりと胸にくる映画だった。
死刑制度そのものを反対しているわけではなく、あくまで執行人の立場から描いており、刑の執行を強制することへの強い反対を訴えている。わた…

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2020の金熊受賞作。イラン映画は社会派作品が多い印象ですが、これは死刑執行人をテーマにしていてひときわ重たい一作です。短編集的にいくつかのエピソードを展開し、それぞれ違った死刑制度への向き合い方を…

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死刑執行を巡る4つのエピソード。
第一部のラストはカンヌ脚本賞の「ある終焉」にも似た衝撃をもたらし、第二部では死刑執行の任務を受け入れられない若き兵士の抵抗がそのスピード感で視聴者の解放感を煽る。政…

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para

paraの感想・評価

3.9

ドイツ映画祭

4つのオムニバス形式で、それぞれの登場人物に共通するのは、イランの死刑執行。
各々余韻を残す終わり方で、その先は観るものに委ねられる。

映画で知る範囲では、、どうやらイランでは若者…

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亘

亘の感想・評価

3.7

【"罪"に向き合う人々】
ヘシュマットは妻と娘と暮らす優しい男。幸せに暮らしているように見えるが、彼の仕事は特殊だった。朝3時に起きて職場へ向かいあるボタンを押す。彼は死刑執行人だったのだ。

死刑…

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みゅー

みゅーの感想・評価

3.5

ドイツ映画祭にて鑑賞。
イランの死刑制度についての4つの物語からなる作品。


全体を通して静かで、終わり方はもっと静かで、そして次のお話が始まるあの瞬間の空気がなんとも言えなくて好きだった。

日…

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死刑執行人💀の務めを
託された人々の人間百景・・・


イランでは義務兵役の一般人が
死刑を執行する事が
往々にしてあるという
ことですよね🤔
個人の思想もあるだろうに、
なかなか考え物だ・・・

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大鳥涙

大鳥涙の感想・評価

4.0

如何にもベルリン映画祭好みの社会派映画だった。
社会の仕組みの中で、人を殺めざるをえない人がいることの不条理。悪は存在しないものの、殺めた人とその周囲が不幸になるように、殺められた人の多くにも関係す…

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キェシロフスキの『デカローグ』さながら、異なる境遇の4つのエピソードが展開されます。映画を見るかぎり、イランの死刑制度における執行人は兵役中の若き兵士たちで、執行すると3日間の休暇が与えられるとか。…

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やーち

やーちの感想・評価

2.7

5→2→5→5

テーマは同じとは言えいわばオムニバス作品に賞をあげる意味がわからん。どれも良し悪し有るんじゃないの?

2つ目、キャビネの書類片付けんのめっちゃめんどそうじゃないですか。大勢に迷惑…

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