戦争・虐殺の記録が三画面に分割されて提示されるドキュメンタリー
初リティ・パン。
アーカイブ映像と死の記録、そして白塗りの男たちによる舞踏が混ざり合い「戦争・虐殺で亡くなった人たち」への弔いが果た…
なんで三分割にしたんだろうって思うけど、時たま流れる悲惨すぎる記録映像に、目を逸らす暇すら与えてくれない。
歴史としてしか知ることはできないけど、やっぱり忘れてはならない人類の記憶。
被害者・加害…
[自慰行為による戦争被害者記録の蹂躙] 0点
初リティ・パン。全ての戦争の記録及び戦争被害者の記録は後年の自称"芸術家"による自慰行為に消費されるために保存されたものではない。この時代に三画面出し…
【3画面に刻む記憶】
第70回ベルリン国際映画祭でドキュメンタリー賞を獲った『照射されたものたち』を第21回東京フィルメックスで観た。リティ・パンと言えば、『消えた画 クメール・ルージュの真実』でポ…
カンボジアのクメール・ルージュによる虐殺、広島/長崎の原爆投下、ナチのホロコースト、ベトナム戦争の大量爆撃…世界の戦争による暴力の歴史を生々しく惨たらしい映像のモンタージュで俯瞰する。
横長の3画面…
果たして効果的だったかどうかはさておき、アベル・ガンスがナポレオンで使ったようなポリヴィジョンとか原爆投下後の広島の上に亡霊のようなコラージュを施していた点とか、表現に面白い部分がそこそこあったのは…
>>続きを読む第21回東京フィルメックスで鑑賞。
カンボジアのクメール・ルージュの生き残りのリティ・パン監督のドキュメンタリー。
広島・長崎の原爆投下、ナチスのホロコースト、ベトナム戦争の爆撃、ポル・ポト政権下…
『消えた画』以来、マストで鑑賞しなければ、と思っているリティ・パン監督の新作です。
なので個人的には今年のフィルメックスのハイライトです。
クメール・ルージュから生き残ったこの監督は、ドキュメンタ…