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セイント・フランシスのhineのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
3.0
ああこんなにも生きづらくこんなに血を流してたんだったね、ってなった。かつての自分への嫌悪や、ままならなさへの共感とかいろいろ相まって結構ハード。
尿漏れのシーンはさいこう。
家父長制が性別に依るものというわけでもない、という描き方の新規性。
でも、え、待って、ねえ、こんなに懇切丁寧に言わなきゃわからんもんか?って思っちゃった。それで、そうだよね、わからんよね…って少し絶望した。
フランシスは可愛く大好きになったけど、ラストはちょっと都合良く大人が言わせたいことばすぎたような。
あのギターポエム野郎はトラウマ、でもけっこういるよね、あの手のひと。
とにかくこれはバカンス映画ではなかった!
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