すね

セイント・フランシスのすねのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
3.5
求めてたのかね、
求めてたんだろ、
今ね、こういう映画を。

ジーンと心に響いて
涙腺崩壊、涙出た。

なんで、どうしてって。
主人公とわたし、似てるからなのね。

34歳、独身。
特に才能もなく、大したことのない仕事、立派でもない、生き方、自慢できるような事もなく、何者にも、もちろんなれず、誰もが羨むとかそんな、魅力的な女性でもない。自己肯定感低すぎ。

ほんの少しの不安に押し潰されそうになるから、一生懸命に、自分の力で、自分を守ってるよな、そんな、(自分で言うて苦しんでるやんけ。)
この先、どうなることやら、と、考えて考えてこわくて、怖くて。

みたいなわたしと、
ここに出てくる主人公が
一緒だった。(そういう人多いと思う)

そんな時に
出会っちゃうよね。いい映画よね。ありがとうよね。(LOVE)

決してモヤモヤはなくなることはない、これからもずっと続くのよ。
でも、でもね、
少し明るく前を向けるよな、背中を押してくれるような映画だった。

もう無理とか、ダメになる前に本音で誰かと話すこと。抱え込んではいけません。

女性のことが
全て詰まった映画。(女は大変よ。)
男性も観たらきっと女性に
優しくなれるはず。

パーフェクトな人間なんて
無理無理ポーなんだから

出来るだけ
愛嬌よく、ニコニコしては
SOS早めに
誰かに助けてもらいましょう精神大切。

賢く生きたい。
すね

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