いのしん

東京リベンジャーズのいのしんのネタバレレビュー・内容・結末

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

アニメとは全く別の作品になっていた。タケミチ(北村匠海)がホームから転落してタイムリープ能力が目覚めるとか、ナオト(杉野遥亮)と握手して過去と現在を行き来できること、時間軸が同じであることの説明など、最初はアニメ通り忠実なのに、マイキー(吉沢亮)とドラケン(山田裕貴)が内部で対立する場面とか、一部シーンがカットされており、最終的にヒナ(今田美桜)が助かって幕を閉じる。ドラケンが死なずに済んで、マイキーが変わらなかったから、現代の東京卍會が暴徒化せず、ヒナが助かったというオチ。本来は、ドラケンが死なずに助かったとしても、稀咲(間宮祥太朗)という黒幕が存在していたり、複雑な事情が絡み合って、そんなに簡単にヒナは助からないのだが、2時間の尺に無理やり収めようとした結果、残念なことになっている。半間と稀咲が少し映画に登場するのに、どういう立ち位置の人物なのか説明されておらず、伏線が回収できていない。