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東京リベンジャーズのpapuaのレビュー・感想・評価

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)
3.1
原作をしっかりと覚えていないが、あらすじは漫画と一緒。原作との相違点があるのは時間制限のある映画では当然だし、漫画原作としては充分合格点を与えられるかと。

ただもちろん不満というか意味不明なところもある。

2度目のタイムリープで、直人からはマイキーと稀咲を会わせないことを頼まれるのだが、間宮祥太朗演じる稀咲が今作では、あまり目立たった動きをしないのはなぜなのか?同様に半間も今作に限っては完全にいらない役なのもどうかなと。

続編ありきで制作しているんだろうし、原作ではどちらも重要な役目を果たしているのはわかるけども、この映画でももう少し印象的な登場をしないと漫画もアニメも見ていない人には「?」が浮かぶだけでしょう。

せっかくのキャラが深掘りされずにただ出ているだけになったのはもったいないし、意味不明なのは残念としか言いようがない。

それでも、切り取った部分ではうまく構成されていたと思うし、今作が好評価を得ているのは原作の魅力はしっかり伝えられているからでしょう。

ただ、原作との相違を考えると続編ではかなり苦労しそう。次回作がどうなるか気になるところです。


あらすじ

フリーターでうだつの上がらない人生を歩む花垣武道。彼は電車を待つ間にホームから転落し、死を覚悟するが、気づいたら10年前にタイムリープしていた。
死の直前の走馬灯と思う武道は、自身の人生が下降線を辿るその日に戻り、再び最悪な1日を繰り返してしまう。
その帰り、タイムリープした前日に事件に巻き込まれて亡くなってしまった、当時の彼女である橘日向とその弟の直人と会う。直人と握手することで現代へ戻った武道は列車に轢かれておらず、彼を助けたのは直人ということを知る。
直人は武道がタイムリープしていることを確信し、日向が死なないように過去を変えるよう武道に依頼。過去を変えること、それはすなわち武道の人生のリベンジでもあった。
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