ひろぽん

東京リベンジャーズのひろぽんのレビュー・感想・評価

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)
4.3
実写版『東京リベンジャーズ』1作目

ビデオ店で働く冴えないフリーターの花垣武道は、謝り続けるだけの虚しい日々を送っていた。ある日、ニュースでかつての恋人である橘日向とその弟の橘直人が、東京卍會の抗争に巻き込まれ亡くなった事を知る。同じ日に、武道は何者かに背中を押され線路に落ち、死を覚悟したがなぜか10年前へとタイムリープしていた。日向を救うため花垣武道の過去を変える人生のリベンジが始まる。


原作は未読で、アニメは視聴済み。

フリーター花垣武道が過去に1人だけ付き合った愛する女性・橘日向を救い、東京卍會の暴走を止めるため過去にタイムリープして奮闘していくお話。

アニメで観た数々の名シーンがしっかり再現されていて良かった。そして、要所で盛り上がるシーンが必ず入ってるから観ていて飽きない。

キャストも豪華で脇役にも人気俳優を起用している。吉沢亮演じるマイキーと、ドラケン演じる山田裕貴の再現度のクオリティが高すぎてびっくりした。山田裕貴に関しては身長が足りないからシークレットブーツで高さを盛っている。その中で華麗にアクションをこなしているから凄い。登場シーンがほぼ無い「ダリー」でお馴染みの半間演じる清水尋也の再現度も高い。

そして、なんと言ってもヒナ演じるショートヘアの今田美桜の惚れ惚れする尋常じゃない可愛さ。ヒナというキャラが非の打ち所のないたくましく優しい女性というのがマッチしていて好感度高い。弱虫彼氏を必死に守ろうとしたり、心の芯が真っ直ぐしている所が魅力的。

反対に直人の身長高すぎる点や、稀咲の顔が合っていない点に違和感を感じた。

俺もタイムリープして人生のリベンジしたい。

弱いながらもボロボロになって強敵に立ち向かっていく武道の男気はかっこいい。ヒナを守ると覚悟を決めた時の武道は強い。

実写版としても完成度高くて面白い作品だと思う。痛々しい暴力シーンが苦手な人にはおすすめしない。

やっぱりイチオシはドラケン🐉
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★名言

✩.*˚武道VSキヨマサの喧嘩中に乱入してくるマイキー&ドラケンのはじめての出会い。

「タケミッチーか。お前、今日からオレのダチな。」

✩.*˚武道を死んだ兄貴と似てるというマイキーと、武道を認める発言をするドラケン。

「強いやつはいくらでもいるが譲れないもののために戦う奴はそうはいない。」

✩.*˚1番の名シーン、東京卍會の決起集会

「こんなかにパーのダチやられてんのに迷惑って思ってる奴いる!?パーのダチやられてんのに愛美愛主に日和ってる奴いる?いねえよなぁ!愛美愛主潰すゾォォ!!!」

✩.*˚パーちんが長内にボコられた後に愛美愛主の奴らに言い放ち力をみせるマイキー

「オレが後ろにいるかぎり、誰も負けねぇんだよ。」

✩.*˚愛美愛主に負傷させられた女性のお見舞いに行った時に、その女性のご両親に理不尽な暴言を浴びせられた時にドラケンがマイキーに語る。

「下げる頭持ってなくてもいい。人を想う”心”は持て。」

✩.*˚負傷したドラケンを背負う武道の前に現れるキヨマサに言い放つ。

「これはオレの人生のリベンジだ!」

✩.*˚武道がヒナの家を尋ねる時にヒナがいつも言う言葉

「君はいつも急に来るね。」

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現代のアッくんが武道に未来を託すこの言葉が1番好き。

“みんなを助けてくれ、泣き虫のヒーロー”
ひろぽん

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