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ザ・シークレット:デア・トゥー・ドリーム/ザ・シークレット 希望を信じてのRIKAOのレビュー・感想・評価

4.0
奇跡を信じたい!サムネが気になったので ふらりと観てみたら好きなストーリー!

夫に先立たれ3人の子供を育てているミランダは日々生活に追われている そこへひとつの封筒を携えた優しく魅力的な教授ブレイが訪ねてくる 実は初めミランダは留守で会えなかったのだけど その後思いがけないアクシデントで二人は出会う事に

持っている封筒は何なのか?目的は?と観ている私達の謎が解けないまま 急速に家族とも仲良くなっていくブレイ いつか言わなくちゃ…と思ってはいるみたいだけど何か言いにくそう…何故?

登場するキャラが全ていい人達だし 義母のボビーやミランダを好きなスーパー経営者タッカーもいい味出してる
ブレイ役ジョシュ・ルーカスさんが奥ゆかしく優しさのみえる演技が素敵で惚れ惚れ (フォードvsフェラーリであんなに嫌な上司役演じた人とは思えない!)DIYの出来る人ってカッコ良くて好き

ミランダ役ケイティ・ホームズさんも相変わらず華奢だけど芯のあるしっかりした女性らしさが魅力的で後半にどんどん綺麗になっていくのも 良かった~

第一に子供たちの事を考える素敵なママのミランダ 子供たちもママが大好きであたたかい親子関係 身勝手とかの捉え方もわかるけど この頃の年齢ならではの揺れる気持ち とてもよく分かる

ホームドラマのような終始穏やかにストーリーは進むけど 封筒の謎もあり 最後にはそうなのか…と静かに感動を噛み締めた
小説を読んでみたくなるね

終わり方もとても良くて 偶然は必然 奇跡を信じる人になりたいなと 幸せな余韻に浸れた 地味ながらとても後味の良い作品と思う
クリスマスに観たらピッタリ
最初と最後に地球が映るのが こんなに広い宇宙での出会いを軽んじるなかれ…と言っているようだわ
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