さくぞー

タイラー・レイク -命の奪還-のさくぞーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ずっと後回しにしてたら2の公開で微ネタバレされてしまった。と思ったら今作の時点でめっちゃ匂わせられていた。いや死んだろアレ。あれで生きてんのピースメイカーかよ。

崖から湖に飛び込んで底で正座するのめちゃくちゃで最高。
かっけえモブがいっぱい出てくるのもいい。
建物から建物へジャンプシーンでターゲットが主人公に投げられるの初めて見た。
ゲームのように十何分単位で絶え間なく戦闘が続くので終始ハラハラしながら観られた。アクション映画とはいえ、ここまで戦闘描写が多いのは意外と最近なかった。これだけでも観た価値がある。やっぱり車に撥ねられるのが一番ヤバいんやね。

『アトミック・ブロンド』の監督じゃなくて出演してた人が監督しててびっくりした。俳優部だったからこそのアクションのノウハウとかあるのかな。
長回しシーンみたいな感じで、モブ兵士を操ってハリウッドアクション映画の主人公を狙う死にゲー作ってほしい。
主人公無双系ではあるが、『コマンドー』や『イコライザー』のような無敵ヒーローではなく『ジョン・ウィック』みたいにリアリティがあるタイプの作品。そしてジョン・ウィックより世界観もリアルなので、死地を切り抜ける泥臭さが"ガチ"感あって良い。

最初から最後まで意外と味方多いなという感じ。結構強いし。サジュめっちゃかっこいい。かなり急に味方になったけど。オヴィも囚われのガキ枠ながらしっかりしてて好感度高い。
元からNetflix限定だからか、配信環境で観ても音響がかなり良い。音デカい。
ストーリーは『12モンキーズ』感があった。主人公は途中で死ぬ()が、仲間がしっかり締めて希望を持たせるような感じ。終わり方も好き。

何か吹き替えの質が悪い。メインどころ以外が新人か吹き替えの経験が浅い人しかいないみたいに感じる。「ざけんな」多すぎ。ざけんな。

映像:======A
脚本:====C
編集:=====B
俳優:======A
人物:=====B
音楽:=====B
音響:======A
【MVP】タイラー・レイク
さくぞー

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