タイラー・レイク －命の奪還－のワナドワのネタバレレビュー・内容・結末

『マイ・ボディガード』(2004)へのリスペクトが凄まじく、特に橋で命のやり取りが行われるラスト30分は、懐かしのトニー・スコット節に通づるモノがあると感じた(トニスコといえば橋！)。瀕死のデヴィッド・ハーバーがのたうち回りながら拳銃を乱射するカットは必見。
また、Aが起こったのでBが起こり、Bが起こったのでCが起こり、、、という作劇に対して一貫して忠実な点も最高。
『復讐捜査線』(2010)や『クリミナル 二つの記憶を持つ男』(2015)等で多用されていた海辺のフラッシュバックやら水中への回帰みたいなのもある。
エンドロールが異様に長いので、実質100分くらいの鑑賞である点も好ポイント。
久し振りに面白い映画をみた。