食え。決闘値が上がるぞ。
Netflixで爆破が見られると聞いてお金を破裂させる『6アンダーグラウンド』がまた見れる！と思ったら、漢汁脳汁ドパドパの超正統派アクションを見せられて118分嬉ションが止まらなかった！！！
身体中から喜びエキスが溢れて脱水症状です、、、！
ストーリー！
裏社会の死なない傭兵タイラーが、誘拐されたムンバイ産麻薬王の息子をダッカ産麻薬王から奪還する作戦に挑むが……
タイラーは絶対に死なないからとにかく強い。銃は必ず2発打ち込みしかも絶対に外さないもんだから、パズルがかちゃかちゃハマっていくように、人がバタバタ倒れていく！
でもでも、そんな歩くターミネーターも人の心を持っていて、子供には慈悲を見せるんですよね、
普段なら絶対に殺しているところを、はたく・殴る・蹴る・蹴り飛ばす・投げ飛ばす・車のドアで挟む・車の窓に突き刺すなどの半殺しで済ませてくれるから、いい子のみんなは絶対にタイラーさんを怒らせないでね！！
そんなタイラーをうんじるクリス・ヘムズワースの異次元ガンフーはもちろんなんだけど、ムンバイ麻薬王の右腕サジャがもう超ヤバイ、
主人公タイラーとサジャは敵として何度かぶち当たるライバル的な存在なんだけど、関係性がまじで悟空とベジータ。
贖罪のために戦いに身を投じるタイラーと、大切なものを守るために戦うサジャ。同じ最強人類系人間でも、戦い方に違いがあって、もう目が離せないんです、、
もうさ、タイラーにチョコもらって「食え。血糖値が上がる。」なんて言われたらもう糖尿病待ったなしですわ！！
タイラーとサジャが一番接近する団地3階の死闘。
サジャの飛び出そうな見開いた目は、オヴィではなくタイラーだけを見ていて、全てを失っても家族を守るという覚悟と殺意がビリビリ感じました。
タイラーの戦い方はパッと見ターミネーター殺戮マシーンなんだけど、細かいところでオヴィが視界に入るように立ち回っていて、タイラーの贖罪の意思がこちらもピリピリ感じる。だからつまりピリピリピリピリになっていて視聴者は皆、漢汁が止まらないである。ブシャー！！！
なんか、本当にサジュの目がスゴいんだよね、、役者本人もめちゃめちゃ意識してそうで、ラストのサジュが見ている方向とかを妄想してみるともう脳汁ふにゃふにゃですわ、、あぁ〜〜＾＾＾〜〜
で、そんな『レイド』『シャドーオブナイト』並の人体破壊アクションの脳汁噴射に拍車をかけるのは、15分くらいの擬似ワンカット異次元カメラ！！
常に銃弾が飛び交いどこかしらで文明が破壊されているムンバイを爆走する車の中を出たり入ったりするカメラ。車の後、前、中とグルグル回ってしまいにはカメラがフロンガラスを突き破って団地に突入！あぁん、死んでまう……
東南アジアのごちゃごちゃした団地の中で、走り回るカメラっていつでもサイコーだよね！！タイラー視点の時はある程度安心できるんだけど、汚職警察視点になるともうホラーでしかない。カメラ側から突っ込んでくるタイラーになす術はあるの・・？
超アクション映画な本作なんだけど、うるさくないのが、本当に染みる。常に画面のどこかで爆発が起きている「6アンダーグラウンド」とは違って、こっちはめちゃくちゃ静か。でもやっぱり爆発はアホみたいに火薬使ってる方が好きだなぁ〜
とはいえ、人体を破壊しながら人間の中身にもしっかりフォーカスしていて、過剰な暴力一挙手一投足全てに意味があるようで、暴力が心に染みるんです……。殺意だけじゃない暴力というか、暴力の先にある何かを手に入れるためにブッ殺すのが、もうね、、めちゃめちゃ好きでしたわ・・
比較に『6アンダーグラウンド』を出してたけど、あっちもめっちゃ好きよ！！！！！！どっちも好き！！サイコーーーー！！！ヤッターーーーーーーーーーー〜！！
